つくつくにっし

花より男子の二次小説です。司×つくです。他のカップリングも送り出します。クスッ、ウフッと、とにかく心が元気に。をモットーに書いていきます。あくまでも勝手な妄想の世界ですのでご了承ください

つくしが通る 後編

「道明寺、早く行こう。みんなが待っているよ。ホラ。ねっ?」

つくしは道明寺を下から覗き込む。

「お前は良いのかよ?俺と一緒にいられなくてよ」

「道明寺、アンタはやっぱり馬鹿だ」

「んだと?!」

「よく、考えてみてよ。優紀と西門さんだって、皆さんが見てない時でもその、二人の時間は進んでいるんだよ。だからね、その…」

司は、つくしの言わんとすることを頭の中で消化させる。

「わかったよ。みんなが見てないとこでやれって事だな?」

「ヤルっ?!、なっ、何言ってんの?新年早々から…」

「お前、本当にエロいのな?恋人らしいトークとかデートの事を指していたんだけどよ。牧野は、抱かれていた…」

って、痛っつー、

「…脛を蹴るな脛を!新年早々いや、年末から暴力振るってんな?!」

「すぐに変な事ばかりしようとするからよ…」

紅くなった顔で頬を膨らませる。


道明寺が会社で西田さんや三沢さんに斎藤さんに会ったときは本当に、どうなるかと思って、ヒヤヒヤしたんだから…。

『西田、何を企んでいる?俺を裏切っているのか?』

掴み掛かろうとしている。

『いきなりお会いしてそれはいけません。

そもそも、私は何もしておりませんよ。

牧野様が人の裏表や取り入ろうとする様を見て、人間不振が起きそうな心理状態でした。

なので、小宮たちには何があっても牧野様をお守りするように伝えたのです』

『そうだよ、道明寺。あたしは結果として救われているもん』

西田さんにあの日、

『司様と親密な時間を持って、司様のなるべくお側にいてください』

この言葉を、エッチして慰めろって言われたように勝手に解釈したなんて、言えるわけない。


西田は、つくしがいずれ司にノーと言うときが来るのではと、予測していた。

たが、修復可能の範囲で、しかも牧野様のお心が完全に離れる前には行動を起こして貰いたいと。

会社の仮眠室に牧野様が連れ込まれて行くとき、だんだんと表情に戸惑いの色が出てきている。

牧野様の人々への恐れが司様に向き、愛情感情を失っていっては困るのだ。

牧野様が恐らく女性の日だということは分かってはいた。

それに、暫くは司様と牧野様を来年まで離れさせていないと、さつき様は何かを仕出かすつもりのようだ。


「三沢さん、斎藤さん、今年も道明寺をよろしくお願いします」

頭を下げた。

道明寺はまだ半信半疑のようだ。

三人を睨んでいる。


「ほら、道明寺、みんなの所に行こう」

そう言って、連れ出した。








豪華なおせち料理が並ぶ。


蒲鉾ひとつとっても、只の紅白などではない。

勿論、生のコチやホタテ等を練り込み、特注で作らせたもの。

金粉が振りかけられている。


定番の黒豆、くるみ入り田吾作、栗きんとん等も入っているがどれも厳選した食品を使用している。


勿論というか、ローストビーフに伊勢海老のグラタンやらタンのシチュー、ホタテのテリーヌ等々の洋食から、アワビの香草蒸し、車海老のチリソース等の中華までの幅広い料理が五段のお重にびっしりと敷き詰められている。


餅の種類もあんこからきな粉、磯辺、ずんだあん、等々が取り揃えられている。



「ねぇ、つくしたち、遅くない?先に食べていいかな?」

「滋さん?!もう少し、待ちましょう」

優紀が滋に笑いかける。

「ホントですよ。優紀さんを見習ってください。全く…」

「ホント、優紀ちゃんは我慢強いよね?」

滋は我慢しきれなくて、磯辺餅に手を伸ばす。

「わたしは大丈夫です。いつか必ず書いて貰える日が来ますから。その時は、西門さんにしっかりと意見します」

「そうですわね。溜め込むと思わぬ方向へと向かいやすいですからね」

「はい。桜子さんもお子さんの誕生辺りは書いて欲しいと思っていませんか?」

「わたくしは、よいのですよ。と言いたい所ですけど、実は…」

「みんな、いいな~、書いて貰える機会があってさ。あっ、でもね。主役でなくてもいいんだー、友達で一緒に悩むっていう役で結構満足」

滋は餅をまた一口、口に入れた。

その姿を微笑んで見守るのは、つくしの大学の友達のしのぶちゃん。



「総二郎、何かさ俺が先に書かれるらしいよ。ゴメンとは言わないけどさ」

「類、気にすんな。たぶん、いろいろとここの管理人も考えているんだろ?」

「まっ、二人とも書いて貰えるネタは在るからな」

あきらが呟く。

「あきら、俺の勘が当たっているなら、何らかの方法でしのぶちゃんとの話が出てくるんじゃない?」


牧野の会社で働いている葛西しのぶと少しプライベートで会ったことを話すのか?

何の問題もないけどな?

あきらは首を捻る。




ガヤガヤ


ドヤドヤ


「あっ、司と牧野が来たんじゃない?」

類が気付く。


「「「「つくし、先輩」」」」


女性陣は立ち上がる。

つくしがみんなの手をとる。


「やっと揃ったね。……」

あれ、何か忘れてる?


「つくしちゃーん!!ひどいよ~」

和也くん?!


ゴメン、また忘れてた…。


桜子も目を丸くしている。


「さっこちゃんの旦那さんは僕だよね?花沢類じゃないよね?」


桜子にしつこいくらいに纏わり付く。


「よし、みんなが揃ったところで、新年の挨拶を行いますか?」


つくしが皆を並ばせていると、

「やっぱり、納得いかねぇ…」

司が唸っている。

「道明寺…?」

心配そうに見上げる。


「おい、えりりんどっちか選べ!話の中に必ず俺らの状況も織り込んでくるか、区切りの良いとこでラブラブをぶちこむか!!」





「…よし、それならまぁ、仕方ねぇ。思うように進めろや。でも、牧野以外の女の泣き言なんざ、俺は聞き入れねーかんな!」



「よし、牧野、みんなで新年の挨拶するか?」

機嫌がよくなった道明寺。

「えっ?何々?どうなったの?何か、スッゴく嫌な予感がするんだけど…」


「ガタガタうるせーぞ、牧野。よし、お前らも声揃えていくぞ!」

「牧野、頑張って」


類が小声でエールを送る。


いつの間にか、お母様やお父様、お姉さんにタマさん、西田さん。

さつき叔母様に成宮くん。

パパ、ママに進。

新潟のおばあちゃんやおじさんとおばさんと従兄弟たち。

小宮さんに山崎さんに渡邉さん。

三沢さん斎藤さんに江原さん、真壁さん他SPの人々。

えっ?エレナにウィルソンさんも?!



みーんな揃いました!!!



それでは、せーーーーの!!!




新年明けましておめでとうございます


お暇なお時間にでも開いて見てください


今年もよろしくお願いいたします



つくしと司with花男ファミリー

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