つくつくにっし

花より男子の二次小説です。司×つくです。他のカップリングも送り出します。クスッ、ウフッと、とにかく心が元気に。をモットーに書いていきます。あくまでも勝手な妄想の世界ですのでご了承ください

彼女と仕事 19

午後の5時になろうとしている。

そろそろとあのお2人をお迎えに行かねばならない。

明日から本格始動をしてもらわないと困る。

司様は力がみなぎっておられるだろうが、牧野様は疲労困憊となっていることだろう。

2日連続となれば明日からの仕事に差し支える。

火曜日は大学へもお顔を出される事が多い。

牧野様も事を始めると以外と離れられないお人だ…。

それにしても、今日は事の他スムーズに全てが廻った。









牧野様が会議室から出ていく人の一人一人と握手を交わし、名刺を渡し何やら一言二言会話をして微笑んでいる。


司様はそんな牧野様のお姿を見て、

「おいおい、あのジジィ。アイドルの握手会か何かと勘違いしてんじゃねーだろーな」

と忌々しい表情で睨らみ、暴言を吐く。


「さっき、握手を交わした出版社の重役なんか、スゲー年寄りのヨタヨタした歩き方で牧野に近づいたもんだから、アイツが手を取り腰に手を添えて屈んで話しかけているんだぞ!

言っとくけどアイツは若い女の子に優しくしてもらいたい願望の所謂エロジジィだ。日頃はゴルフで日曜日の休日を過ごすって、有名なゴルフオタクだ。知ってるだろ?」

「ええ、存じておりますよ」

「何の光景だ…これは!アイツを引っ張って連れていってもいいか?」

「良い光景ではありませんか。まるで牧野様がすでにこの道明寺の一員であることを暗に皆さんにお伝えしているも同然。司様もお隣に行ってにこやかに微笑まれてはいかがですか?」

「そうか…それもいいかもな…」

今度はニヤニヤし始める。手元を眺めていたと思ったら、スラックスに手を擦り始めた。

想像で照れてる場合ですか?

周りの方々も微笑んで見ておられますよ。

「司様、お顔が弛んでおりますよ。非常に」

「んんっん?!そ、そういやお前、今日のこの会議にアイツが来るのをババァと一緒に企んでいたな」

「いえ、会議に直接参加されるとは私もそこまでは考えてもおりませんでした」

「ふーん」

「ただ、司様のご機嫌を昼の記者会見までには十分に引き上げて欲しいとは伝えておきました」

「へぇ」

「携帯電話の改善点を受け、すでに工場に伝えてあるとお伝えしました。牧野様のおっしゃってたキーホルダーも使えるようになりますよと」

「ま、アイツの場合切羽詰まった時にこそ閃きが冴えるからな。T・O・Jの時もそうだったしな」

「なかなかのアイデアかと」

「牧野の顔を知っている奴等も中にはいるだろう。パーティーで顔を合わせたのだっているだろうし」

「勿論です。これでただのガールフレンドでないことが更に印象付けれたのでは」

「だろうな。アイツが携帯電話持って話しているのなんか、丸聞こえだったぞ。あんなバカデカイ声で怒鳴ってれば聞こえるだろうに」

クックックッ

「牧野様は鍵を掛けると防音になるとでも思われたのでしょうか?」

ぶっは、あははははっ

「西田、その鉄仮面でそうゆう面白い事を言うな…腹が捩れる」


牧野様がこっちを見て笑って手を振っていられる。


司様が軽く手を上げてそれにお答えてしている。


司様が声を出して笑っていられる。

皆がこちらを振り返っておりますよ。

牧野様の空気感も流石です。

あの楓社長や司様の存在感に消されないのですから。


「司様、2時からの会見となりますので遅くとも20分前には執務室できちんとしてお待ち下さい。よろしいですね」

「わかったよ。それまで部屋を開けんなよ」



牧野様がこちらに近づいてきた。

司様が声を掛ける。

「終わったか?握手会」

「何よそれ?」

ケラケラ笑っている牧野様。


握手を交わしている牧野様を見て司様が呟いていた。

"あそこに集まっていた連中のほとんどがこの日本のマスコミのトップたちだってことの意味完全に忘れてるな。

今日の記者会見、牧野に触れる話が出たとこできっとババァが出て来て中断だろうな。

まっ、しゃーねーか。

牧野も仕事があるからな。

大事な大事な仕事だ"

そう言って笑っていられた。


司様が牧野様の手を取る。

「どうしたの?」

「いや、さっきババァも言ってたろ?俺の部屋でお茶でも飲んで休めって」

「うん」

「時間があんましねぇから早く行くぞ」

牧野様の手を引いて歩き出す。

「ちょ、ちょっと。手を離して。みんなに見られたら勘繰られるでしょ?」

キョロキョロしていられる。

「いいんだよ。仕事の話の続きみたいなもんだからな」


そう言って手を引いて(引きずられて)奥のエレベーターへと向かって行かれた。










お迎えに上がる前に連絡を入れないとですかね。

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