つくつくにっし

花より男子の二次小説です。司×つくです。他のカップリングも送り出します。クスッ、ウフッと、とにかく心が元気に。をモットーに書いていきます。あくまでも勝手な妄想の世界ですのでご了承ください

告白と恋情 1

「ひどいよ、つくしちゃん!もうお開きにしようと思ってたなんてさ」

「ゴメンね…」

「僕も遅くなるけど、顔を出すねって、言ってたじゃないか。優紀ちゃんも来るから必ず行くねって」

「うーん、そうだったね…」


ゴメンよ和也くん。途中のあの道明寺事件(つくしの中ではもはや事件となっている)があってすっかり頭からぶっ飛んでしまいました…。ハイ……。



「何が人生の先輩だ。和也、生意気な」

そう言いながら司が和也にコブラツイストをかけている。

「イタイ、イタイ。何すんだこの巨体男が」

「るっせー、チビが」

「何だと、僕の身長は日本人男子の平均より

3㎝高いんだ。お前がデカ過ぎるんだろ!」


ニュースキャスターの人たちよ。この後輩にプロレス技をかけてじゃれている光景を見ても天成の麗人などと、男でも惚れるなどと、言えるのかとつくしは笑った。


和也くんという大切な友人を1人忘れてた。ゴメンよ。

赤札貼られて大変なとき一緒にいたのは和也くんだった。

類に助けられてたとしても和也くんがいなければきっと英徳は辞めてた。

そうだったね。

そうだよ!


「道明寺!和也くんには優しくしてよ!!」




「みんな、僕にもっと感謝の意を表した方がいいと思うけど。最後の最後で総務省のOKが出たのは僕の頑張りもあるとは思うし、それと開発にしたって僕がベトナムの会社を美作にチラッと話したからコストも押さえられたんだよ。それと、あーっっ、花沢類、何で君はいつの間にか、さっこちゃんとつくしちゃんの間にいるのかな!近い!近い、!」

「感謝しているって言ってるだろーが。うるせーな。和也、男なら小さいことでビービー喚くな。まぁ、類はもうちょっと牧野から離れろ。シッシッ。てか、さっこちゃん?って誰だ?」

司は眉間を寄せ考え込む。

「和也さん、ちょっとよろしいかしら?」

そう言うと桜子は和也を手招きしてリビングの扉を開けて廊下に連れ出した。


「…ですから、さっこちゃんと人前では呼ばないでとお話ししましたでしょ?」

「だって、花沢類が近くでベタベタしているからついカァーとなって…」

「類さんはお兄様のような存在なのだと何度話したらわかるの?」

「さっこちゃんもつくしちゃんも花沢類に甘いんだよ。その点は道明寺と気が合うな…」

「もう、何を言い出すかわからないんですから。もう遅いですからお先に帰りましょう」

「何でだよ。まだ来て15分くらいしか経ってない」

「いいから帰るの!」

「何でだよ!もう少しくらい、いいだろ!」

ガヤガヤ………ガヤガヤ………


扉の向こう側の声が段々大きくなってくる。

二人とも聞こえているのを分かっているのだろうか。

「何だか、揉めているみたいだね」

類は何だか楽しそうに見えるのは何故?

「桜子は和也くんの前だと完全にOFFって感じになるんだよね」

つくしは今のやり取りを聞いてて、素直にそう思い口にした。

「牧野と司も始終あんな感じだぞ」

総二郎がニヤリとした。

「そうそう、いつでもどこでも常にバカップルだ」

あきらは苦笑する。

この言葉につくしの顔がみるみるうちに赤くなり、隣の司を見ると同じく赤き顔をした司と至近距離で目があってしまって、思わず俯くつくし。

「何かさ、司と和也って何か似てない?」

「はぁ~?類、お前さよくわかんねーこと言うと思ってたけど、ますます訳わかんねーな」

司の言葉に、

「そうかな~?物怖じしない根性と性格とか嫉妬深い所とか」

類が答えると、

「そうだな、童貞捨てたと思ったらすぐに結婚とかな」

と総二郎。

あきらと顔を合わせてニヤニヤ。

「てめぇらなー」

言うか早いか、司はあきらの頭にヘッドロックをお見舞いしてる。


何だかんだでF4は和也くんを受け入れてるんだな~。

F4が受け入れるなんて和也くんって、ホントに変わってるヒトだよね~!


「あっ、そうだ。まだ、似ているとこあるよ」

つくしは手をポンと叩いた。

「髪の毛がテンパってとこ!!」







「何で、さっこちゃんと花沢類の携帯がお揃いで、僕のは青色なの?」

「私がシルバーが良かったんですわ」

「道明寺はつくしちゃんとお揃いなのに?」

「和也さんのは美作さんにでも聞いてみて下さい」

桜子は、はぁ~とため息を付いた。



「何かさ、同じ色の物をみんなが持っていると、何か人と違うものみたいな何かを付けたくなるよね。あー、昔お揃いのキーホルダー修学旅行で買ったことあったよね」

つくしは懐かしむように言った。

「あったね。つくしはみんなと色違いの熊のマスコットにしようって言ってさ」

優紀が相槌を打つ。

「ウンウン。携帯にキーホルダー付ける?」

とつくし。

「つくしちゃん、優紀ちゃん、いいねー」

和也は目を輝かせる。

「なになに~、あたしもした~い」

滋がどんなもの?って、みんなに聞いてる。

「何だ?キーホルダーって、そんなもん付けたいのか和也」

司が聞く。

「お揃いのを付けてその人たちだけの特別の何かみたいなのがいいんだよ。目印みたいな。200円から500円くらいのさ」

「和也君、いい!それいいね!よし、明日早速問い合わせてみようかな。あっ、でも残念。携帯にキーホルダー付ける小さい穴がないや」

「何だ、牧野もそんなの付けたいのか?」

司は不思議そうな顔だ。

「仲のいい友達とお揃いとか、好きな人とお揃いとかいいよね~」

嬉しそうにつくしが話した。


「好きな人……。穴……。好きな人と…穴。

好きな人の穴……」

それを繰り返しブツブツ言いながら顔を赤くしたり、首をブンブン振っている司を見て、

「アイツ、キメーな。忙しすぎて、頭がトチ狂ったか?」

と総二郎が変なものを見るような目で見てから、あきらに同意を求める。

「アイツは初めからトチ狂ってるよ。まぁ、牧野狂いって云うのか。牧野が発した言葉を聞いてて牧野があると便利って言っているのを実現しようとしているからな」

「なるほど、そうゆう事か…」

総二郎は司と牧野を見つめる。

「好きなオンナの言うとおりに金持ちオトコが動いて世界を廻しているってことかよ?」

「おいおい、総二郎どうしたよ?そんな、身も蓋もない言い方すんなよ」

あきらが慌てる。

「悪い。完全に悪意のある言い方だったわ。何だろうな、牧野もワガママなこと司に言ってんじゃねーって、分かっているし、狙って言ってんじゃねーって。司もそれに自然に向き合っているって分かっているんだ。それが今の俺には何か癇に障るって事だ」

「……」

「マズイわ、俺。他人の幸せが眩しいゼよ」

「総二郎…」


類がグラスを持ち二人の所にやってくる。カチンと二人のグラスに合わせ、

「何?深刻な話?」

「司と牧野が羨ましく見えるっていう世も末になったって話さ」

総二郎が苦笑する。


最強コンビだよね。

貧民と大富豪。

イマジネーションが渦巻くよね。

「俺の作った"乙女の祈り"メープルで置いてもらおうかな」

あきらの言葉に、

「それ、商品でも出していい?」

と類。

「売れるのか?」

と総二郎

「酒でもない、ジュースでもないんだぞ」

「いいんだ。酒の弱い牧野とお酒好きの妊婦の三条に作るから」

「週明けからいろいろ交渉始めますか」

あきらはそう言って笑った。









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