つくつくにっし

花より男子の二次小説です。司×つくです。他のカップリングも送り出します。クスッ、ウフッと、とにかく心が元気に。をモットーに書いていきます。あくまでも勝手な妄想の世界ですのでご了承ください

彼女と仕事 8

黒のタートルネックのアンサンブルに千鳥柄の巻きスカート。

今年は千鳥柄が流行ると言われている。

若き女性アーティストの影響で、ミニスカートに生足が若い子には定番だが、つくしはミニスカートなど履けるわけもなく、膝丈のギリギリの長さの、どちらかと言えばミセス専用と言えそうな丈のスカートにストッキングという、二十歳そこらの若い女性のファッションからは程遠い出で立ちをしていた。

つくしも若き乙女、流行りには便乗したいのだがミニスカートに生足、オマケに肩や胸元の切れ込みが激しいものなどが流行ってはいるが、つくしが着てはいけない服装のベスト3がランクインされていて、分かると思うけど絶対NGを出す人がいて、流行りの服装は今後着ることが出来ないかもと少し寂しくなっていた。


まぁ、露出度があんまり高いのはあたしの趣味じゃないけどさ。

スカートはもう3センチは、短くしたいよね~。

去年辺りからの流行りだよ~!!ミニスカート。


桜子も完全に流行に乗ってますって格好してたな~。

襟元が少し広めにカットされているカットソーにミニスカ(タイツは履いていたけど)

まぁ。秋だしね。

和也くんは胸元が見えそうって、怒ってたな~。

妊婦さんだしね~。

冷えるといけないもんね。

ウンウン。


優紀や滋さんもよくミニスカ履いている。


うんっ?!

あたしって、彼氏の好みに合わせるオンナってことになんの!


えっ?!

何かイヤだな…。


でも、まぁ今日は道明寺ホールディングにも顔を出さねばならなくなったし、ヨシとしようか。

あんまりカジュアルすぎても会社には不向きだしね。


お母様と一緒に出向くはずだった会社だけど、やっぱり自分のとこの会社が気になって別々に行くことになった。


あたしだって、社員2人の社長だもん。

(パパ、ママ)

どうだ、凄いでしょ!

バイトだって2人いる。

(進と大学での友達の葛西しのぶちゃん)

臨時職員だっているんだから、

(成宮君、ほぼ毎日来てくれてたけど、夏の終わりからお休み中)


類も忙しくなったのに何かと手伝ってくれるし、ありがたい。

あと、桜子!!

かなりの主力。

判断力、リサーチ力、説得力、通知表があればオール5。

本人には何か悔しいから敢えて言わない。

あっ、でもいつも誉めている。てか、出来れば誉めるでしょ?


そうそう成宮君、マンション近くのコンビニでちょくちょく一緒になっていた人なんだけど、その人がまた凄い人だったわけ!!

話すと長ーくなるから後でね。


パパ、ママは電話番と、マンションの管理人的な仕事(ママは以外とリサーチ能力あるから侮れない。パパは通路の清掃が主かな~。みんなの買い出しとか)

進は今大学2年生だからまだまだ忙しい。


バイトを頼みたいけど中々ピンと来る人が現われないんだもん。

向こうから入れて欲しいって言ってくるのは、道明寺とか、やっぱり道明寺とかのいろんな下心がある人。

西門・美作コンビが日本一採用の難しい会社と揶揄されるけどさ。誰でも良いって訳にはね~。

大学で友達になったしのぶちゃんは雇ったわよ。

大学にだってそれなりに行かないと駄目なときがあるし。

丸越の営業部長さんとも企画会議しないといけないしさ。

パパやママには任せられないし。

信用?そこはちょっとねー。敢えて言わせないで。

強ちあのお祭りコンビが言うことも頷けるんだけどさ。


何の仕事?


聞きたい?


今、話す?


これはちょっと長くなるよ~?


って、誰に言ってんだろ。


まぁ、追い追いとね。


昨日、道明寺が急にメンテナンスが入ったって言ってたけど、道明寺を問い詰めて聞いたときにアイツ、ちょっとシドロモドロだったんだよね。


"先週、あたしには全然その話はなかったよ"

"西田から連絡あっただろうが"

"ホントにメンテナンスあるの?"

ジトーってずっーと見てやった。

"な、何だよ。ホントだってば"

ジトーっ

"月曜日はメンテ!決まってんの"

西田さんからの連絡は確かだ。


でもやっぱり零細企業なら社長自ら立ち会いして今後のアドバイスなりをもらいたいよね。

やっぱり、少しでも自ら立ち会いたい。

先程さつき叔母様が司の秘書が来ているって言っていた。

他人任せもいいとこだ。

そう思ったら足がウズウズした。

アイツと離れて過ごしたらまともな感覚が呼び起こされる。


「おば様、あたし自分のとこの仕事場に一度顔を出してからそちらにすぐ参ります」







お母様はリムジンで警護車と連隊を組んで出ていかれた。

あたしに用意されたのは国産車だが、黒塗りの3ナンバーの高級車だった。


運転手着きだよー。

電車でもいいけど、そんな事は言えるはずもなく、素直に応じた。

お母様に電車で行きますから!

車は結構です!

なんてこのあたしが言える?

あの人に楯突くような人がいれば見てみたいわよ。

……。あれ?

あたしか?


リムジンでお母様と社に着くよりは目立たないし、あの空間を二人でなんてとてもとても

…。



仕事場に着いた。

我が家とも言う。

運転手の渡邉さんが丁寧にドアを開けてくれた。

「こちらで、お待ちしております」

頭を下げる渡邉さんに、

「いつも、我が儘を言ってすみません。少しお待ち下さい」

とこちらも頭を下げた。

「とんでもありません。私、牧野さま付きの運転手を任せて頂いて光栄に思っておるのです!」

更に頭を下げる。

つくしはそっと背中に手を当てて渡邉に笑いかけながら、

「腰が曲がっちゃいますよ?いってきますね」

そう告げ、笑いながら手を降り、エントランスへと駆けて行った。




エントランスを抜けるとママがあたしの姿を見つけて

「おはよう!つくし、つくし、今日パソコンを見に来てくれてるよ。それでさ、なんとまーびっくりする事があったのよー!ちょっと、つくし、つくしってば聞いてるの?」

「おはよう!ゴメン、ママ!急いで本社(ここで言うのは大元の会社の道明寺ってこと)に行かなきゃだから、後でねー!」

今はママに捕まっている分けにはいかない。

エレベーター待つより、階段。階段。

走ってかけ上がる。


ローヒールのブランドの靴。

自分で買ってる?

まぁ、商品の一部でそこから社員価格ってことで使っているのなのよね。


DooT(ドット)と書かれているドアを開ける。


「おはようございます。遅くなりました!」

つくしが中で作業しているスーツ姿の男性陣に声をかける。

「おはようございます」

中年の恰幅の良い男性が頭を下げて名刺を持って、つくしのところへやって来た。

「社長の牧野です。遅くなって申し訳ありません」

つくしは頭を下げて、自身の名刺を渡した。

「先程、本社の方が見えて社長は体調が優れないためお休みだと伺っておりましたもので…」

「…ははっ。そうなんです。少し、げぼっ、げぼっ……」

「あまり、無理をしないで下さい」

ニコニコしながら、仕事へと戻って行かれた。


何でこんな演技しなきゃならんのじゃー!!


室内を見渡すと1人だけ、少しカジュアルなジャケットを羽織っている男性がいて、目が合うとニコニコしてこちらに手を振っている。


もしかして、この中で一番偉い人なのかな~?

見た目若いけど。

何か、見たことあるような…。

思い出せない…。

どこかで会ってるような…。

ここは必殺技の愛想笑いで切り抜けよー!!


あぁ、もう時間だ。行かなきゃ!


手を振ってくれている、爽やかイケメン 君に手を振りかえし、頭を下げた。

急いで入り口まで歩くと、後ろからイケメン君が"牧野さん"ってあたしを呼んだ。


「少し、本社に顔を出さないといけないので宜しくお願いします」

再度、頭を下げる。


イケメン君、何か言いたそうだけど、ごめんなさい。

急いでエントランスまで行き、渡邉さんが待つ車に乗り込む。

途中ママが

"見た?ねぇ、つくし、見た?!"

と言って話しかけてきたけど、後でねって言って切り抜けた。

急いでるのよ。


午後2時から道明寺の記者会見。

ワイドショーの開始に合わせて行われる。

お母様から恐らくいや絶対に機嫌が悪くなるだろうからそれまでにはと言われてる。

西田さんにも。











はあぁー、道明寺、どうしようか?


出来ることなら行きたくないよー!


西田さん、少し何とかしててくれないかなー?

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