つくつくにっし

花より男子の二次小説です。司×つくです。他のカップリングも送り出します。クスッ、ウフッと、とにかく心が元気に。をモットーに書いていきます。あくまでも勝手な妄想の世界ですのでご了承ください

願い事 エピローグ

「先輩、オリンピックが始まりますね」

「あなた、何を思って突然そんな事?」

「イヤー、4年に1回だなって思ったらですね…」

「まさか?!あの夫婦のことを考えての言葉じゃないでしょうね?」

「あの夫婦とは、あの夫婦ですよね?あたしの思った夫婦と、先輩の思った夫婦と同じですかね?」

「たぶん、一緒でしょうね。あの強烈な夫婦のことでしょ?でも、ダメよ。ここで口にしてしまうと、病院あるあるが起きるわよ」


病院あるある。

ブラック扱いまたは、面倒な為にあまり来てほしくないと思っている人(人達)が突然のように頭を過る。

そして、それを口にすると数日のうちにその人(人達)が訪れる事になるという、恐ろしいあるある都市伝説。


「でも、先輩、さすがにありますか?1番上のお子様だってかなり大きくなられて、この前雑誌で高校での体育祭での写真が掲載されてましたよね?」

「載ってたわね。皇室並の掲載の仕方よね、あれは。って、ダメよ名前は出したら!」


プルルルルル


プルルルルル


ゴクッ。

後輩にあたる看護師と思われる女は恐る恐る受話器を取る。


「はい、ナースステーションです。はい…」


ふー、深く息を吐いて、受話器を置いた。


「昨日来院した〇〇さん、少し出血があると連絡がありました。入院準備をして来られるそうです」


2人同時に安堵の表情。


「先輩、さすがに大丈夫ですよ」

「そうだよね。あの10ヶ月間がまた来るかと思ったら…」

「あたしはまだ、2回しか経験ないですけど、お腹一杯ですよ。目の保養にはなるんですけど…」

「そうなのよ。日勤で、診察の担当にでもなった日には…」

「先輩、それ以上思い出さない方がいいですよ?」

「だね!」


プルルルルル


プルルルルル


「はい、ナースステーション。はい。…えっ?…それは本当ですか?…分かりました」

受話器を置く頃には、顔が紅潮している。

「せ、先輩…。病院あるあるが…病院あるあるが…」













「凄ーい、この写真ってパパ?」

「そうなんじゃない?いかをかじっている?週刊誌が見たら、幾らの値がつくだろ?」

小学校低学年と思われる男の子は幼稚園児の女の子に答える。

「大ばあと一緒にパパが畑にいる写真もあるよ!あっ、この神社あたしも行ったことあるよね?ねねちゃんたち?ねぇ、ここ何処のお山?」

幼い女の子は制服を着ている2人の美少女を交互に見たり、写真を見せて聞いたりしている。

「そうね。牧野のおじいさまの家の近くにある神社とお山よ。お父様もお母様もやっぱり若いわー」

写真を見て微笑む。

「そうね、こうして見るとさすがに少しは年を取っているわね…」

「で、お姉さま、こんなにリビングに家族の歴史と呼べるアルバムやDVDが絶えず流れているってことは?まさかとは思うけど…」

「ねぇちゃん、スゲー顔してるよ」

小学生の男の子は姉と思われる2人を交互に見る。

「あなたは小さくて記憶がないと思うけど、この子が(幼稚園の女の子を指して)出来たと報告をしてきた時も、あなたが出来たと報告をしてきた時も必ずこうして、家族の歴史と云わんばかりにアルバムが置かれているのよ」

「そうね。そして必ず何があっても集合してないといけない…」

「あと、15分で集合時間よ…」

顔を合わせて苦笑いをしている制服姿の美少女2人。

もしそうなら、絶対に弟。と手を合わせているイケメン男の子。

真似をして手を合わせている天使のような女の子。










そういえば、弥彦の神社の石って、何を思って持ち上げたか聞いてなかったよね


そうか?もう叶ってるぞ


本当?


ああ、これで完璧だ





みんな、わかったよね?

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