つくつくにっし

花より男子の二次小説です。司×つくです。他のカップリングも送り出します。クスッ、ウフッと、とにかく心が元気に。をモットーに書いていきます。あくまでも勝手な妄想の世界ですのでご了承ください

悪友と親友 4

こちら、同じフロアのダイニングスペースに集まっている乙女たちT4のメンバー。


相変わらずの急な集合命令によくみんな集まれたもんだ。

みんなお土産持参で来てくれる。

有り難い。

あたしが出すオツマミっていったら、ね~。


「みんな、何か久しぶりだね」

ぐるっと室内を見渡す。

「本当にそうですわね。これだけの人数が集まるのは滅多にないですものね」

桜子は目の前の紅茶に手を伸ばした。

「桜子、この紅茶ニオイはキツくない?」

美作さんが持ってきてくれたのなのと言って小声で聞いた。

「えぇ、とても美味しいですわ。先輩、紅茶の入れ方も凄く上手になりましたわよ」

ホント、イヤー何かテレると言いながら頬をポリポリと掻いた。

「うん、ホントそう、何かもう板に付いてきた感じがするよ。私は庶民だからそう感じるのかな?滋さん、どう思います?」

優紀は先程からポリポリと柿の種を食べている滋を見た。

「うっ、うん。あたしから見ても仕草が綺麗になったよ」

「先程から柿の種とやらをひたすら食べ続けている滋さんに意見を求めて大丈夫ですか?」

「いや、食べてみてみ」

マジ、止まんないからさと言って桜子に差し出す。

「桜子、これちょっと辛いからさ、食べても大丈夫?」

つくしは慌てて聞き返した。

「そうなんですか。心配なので、今日は遠慮させていだだきますわ」

「あっ、ゴメン。ホントあたしってダメだね…」

滋は少し暗い顔になる。

「でもさ、つくしの仕草が落ち着いたマダムになっているのは分かるよ」

「今もグラスをを持つ手元も綺麗だし」

まだマダムではないかって、ペロッと舌を出した。

「動作が綺麗になっているかは自分ではよく分かんないんだけど、グラス1つの値段がウン万単位なんで、緊張するんだよね~」

この言葉に優紀が目を見開いた。

「えっ、このグラスも?」

「そう。普段のは安いのにしてる。急いでご飯食べたりして落とすと困るでしょ」

うん、うん、そうだね。変えてもらいたいけど、今日はこれで頑張るねとつくしが席を立とうとしたのを止めた。


「何で、ご飯食べるのに急ぐの?」

滋はまた柿の種を食べ始めながら二人を交互に見た。


「「……」」


「本当にそうですわ。そこは滋さんとどう意見ですわ」

桜子は優雅に紅茶に口を付けた。


「「……」」


やっぱりどこか違うとつくしと優紀は目を合わせて苦笑いをした。




石油事業を手中に治め、宣言通りにこの春に帰国するかと思われていたつくしの彼氏こと道明寺司は、夏が終わり秋風が感じられるこの季節になってもまだ叶わずにいる。


アイツ、今何しているんだろ?

今、午後6時だから…

朝5時かぁーっ、

寝てるー。

まぁ、みんながいるから時間の問題が無くても電話しないけどさ…

いや、いなくても向こうの都合があるから出来っこないけどさ…


ここにいれたらアイツも少しは心が安らげるのかな…

笑ってるかな…


「…つくし、つくし」

「うはっ、ゆ、優紀、どうしたの?」

「大丈夫?冷蔵庫の前から動かなくなってブツブツ言ってたからさ…」

「!!?大丈夫、大丈夫。あっ、そうそう

シャンパン冷えたかな~?」


「つくし…」

「うん?」

「ううん、何でもない。滋さんの持ってきた吉祥のお惣菜。食べよ」


やっぱり旨いね~って、つまみながらシャンパンを少しづつ飲む。リビングからF3の会話の中に時々アイツの名前が出てくる。

みんながチラチラこっちを見てる。


なに話してるの…?

あたしに言えないこと…?



"2杯までにしろよ。牧野オマエはすぐに酔っ払うから飲ませれねーの。分かってんのか?"

一口飲む度に、アイツの声が、笑った顔が浮かんでくる。


あぁー、もう何よ!!

つくしは一気にシャンパンを飲み干した。





「ぅうっ、うっう、うっっ。うわーん」

突然ダイニングに泣き声が響く。

滋が驚いて喉に柿の種を詰まらせ、ゲホゲホと咳き込む。

優紀がオロオロして、天井を仰ぎ見たりしている。




ピンボーン




ピンボーン




なっ、何?


ウソっ!!


見たことある光景なんだけど?!




泣いてるのは




あ、あたしでないよ。


桜子だよ!!










ハイ、カオスです(・・;)

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