つくつくにっし

花より男子の二次小説です。司×つくです。他のカップリングも送り出します。クスッ、ウフッと、とにかく心が元気に。をモットーに書いていきます。あくまでも勝手な妄想の世界ですのでご了承ください

告白と恋情 6

つくしは、洗った皿やグラスの水滴を丁寧に拭き取り食器棚へ運んでいる。


「ぶえっくしょん!!」


うー、ぶるぶる。

かぁー、てやんでぃ、べらぼうめぇ。

誰でぃ、あっしの噂をしていやがるのは。

すっとこどっこい。

おととい来やがれってんだ。

かあー、かっかっかっかっかっ。


シュッシュッ、

フン、フン、

ブーン、


ガタッ、

ポサッ、

パタン。


鼻を豪快に噛み、ティッシュをダストボックスへ放り込んだ。


「はぁー」


ジャー、

バシャッバシャッ。


ポムポム。


「はぁー」



「お前さ、スゲーくしゃみの仕方すんのな。しかも、何だ?あの台詞。一人漫才か?それとも何つうんだ…ビン…ボン…ゲン…芸人?」


「いっ、いっ、いたの?聞いてた…よね?

言っとくけど、ピン芸人ね…ブツブツ…」

「そうか、ピン芸人……じゃねー!いるだろう!かれこれ2時間近くは一緒にいるだろうが!」

「あははははっ…、みんなと一緒に帰ってなかったんだよね?」

「何で彼氏が凱旋帰国してきてんのにダチと一緒に連れ立って帰んなきゃなんねーんだよ!」



一瞬で青筋を立てる。

凄いなー。

瞬間湯沸し器。



「あははははっ、そ、そうだけど、さ、よ、夜も、お、遅いしさ!」

「相変わらず、すっとぼけた事を言ったんじゃねー!夜・も・遅い・から・彼氏・だけ・

ここにいるんだろーが!」

「うへっ…」


「……」

司はフーと息を吐きつくしに向かって一歩近づく。

つくしはキッチンの奥に一歩下がる。

足のリーチの長さもあって、何歩か下がるとそこは壁でこれ以上は下がりようがない。


つくしはくるっと壁の方を向いた。

そして、壁に向かって言葉を発した。


「何よ、何でここにいるのよ!急になんて……来ないでよ!……全く……行動が読めないんだからー!……あたしだけが……あたしだけが……

あー!!もう、ヤダ……」


手の甲を瞼に当てる。

それと同時に背中が熱くなる。

体全体がしっかりと包まれる。


司が自身の顎先をつくしの頭上に乗せた。


"逢いたかった…。お前にだけ逢いたくて…

逢いたくて…いつも夢にまで見ていた…ホンモノだ…もう…離さない…"


頭のてっぺんからアイツの声が降ってくる


アイツの体温と一緒になってアタシの体に中に落ちてくる





「あんまり泣くな…。お前さ今日泣きすぎだ」

「な、泣いてなんかいないもん…」

「ふーん」

「は、鼻水よ。鼻水。ティッシュ、ティッシュ…」

「お前さー、このシチュエーションでもっと色気のあること言えねーの?」


司は自身の額をつくしの頭上に擦り付け、自身の腕をつくしを抱き寄せたままクロスさせ、ギュウギュウと自分に引き寄せる。


「ちょっ、道明寺、ちょっと…」

「あっ?何だよ」


ゴニョ……ゴニョ……


「あっ?」



こ、腰に…、アイツ、アイツの…その…体の中心の…オトコの…その…シンボルがあ、当たっているんですけど……。

さっきから…な…何か…擦り付けているんですけど…。

どう言えばいいのか…。

アイツが無駄にデカいから…ア、アタシの腰にちょうどフィットしているというか…何というか…。


「あぁ、スゲーぴったりだ。ぴったりとフィットしている」


スゲー気持ちいい

この嵌まる感じ、たまんねー。

マジ、気持ち良すぎる


「ちょっ、道明寺っ、ちょっと…」


ティッシュ、ティッシュと言いながら司の手から逃れようとする。


くるっとつくしの体が反転させられ司に抱き止められる。


「涙も鼻水も成分はほぼ同じだ。お前の、牧野のもので汚いものは一つもない」



馬鹿じゃないの?


涙と鼻水 でデロデロの顔を何度も何度もキスしてさ。


あー、涙と鼻水が止まんない。


体の水分抜かれるかも。




そうか、吸い込もう。


スー、

スー、

スーっ、


あぁー、アイツのニオイ。


微かに香ってくる。


鼻水出ててニオイがよくわかんない…


もう一度


スー

スー

スーっ、



「何してんだ?」

「あんたを、道明寺を思い切り吸い込もうと思って。あんたはさ、愛してるとか逢いたいとか言葉でもメールでもすんなりと言えるよね。何か凄いなーって。チョッとだけ、チョッとだけだよ。羨ましいなーって」



牧野のお前は


"愛してる"


"逢いたい"


とかそんなありきたりの言葉に頼らなくても俺を最高に喜ばせてくれる天才だよ。









「おぉ、俺を思いっきり吸い込め」

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