つくつくにっし

花より男子の二次小説です。司×つくです。他のカップリングも送り出します。クスッ、ウフッと、とにかく心が元気に。をモットーに書いていきます。あくまでも勝手な妄想の世界ですのでご了承ください

彼女と仕事 4

朝、目が覚めると愛するオンナが俺の腕の中にいた。

昨日はずっと片時も離していない。

こんなに長くコイツと一緒にいれたのはたぶん静の結婚式以来かもしんねーなぁ。

でもあの時はアイツらが一緒にいたから二人きりになれたのはほんの数時間だった。

その後の帰国の際も丸一日なんてことはあるはずもなく。良くて半日あればいい方だった。

今年の春からちょくちょく帰国できたとしても第一に仕事。

アイツは大学で(みんなに言わせると馬鹿真面目に出すぎ)大学が休みの時はアイツが仕事とか抜かしやがるから未だ嘗て丸一日一緒の時を過ごすなんて夢のような日は この4年間で一度もなかった。


昨日だって日曜なのに仕事場に行って進とパソコンに入力した内容の確認をしてくるとか訳わかんねーこと言ってたから、月曜日はパソコンのメンテに当てる予定だと言って弄らない方がいいと納得させ(業者がその日がありがたいのだと言っていると話して)西田に至急メンテナンスの手配してもらった。


メールがあるといろいろ便利だ。

"適当な時間に電話入れてくれ"

牧野が少し眠ったときに即座にメールを打つ。

恰も西田から連絡が在ったように牧野は感じてる。

この俺様が小細工等とは思うが、牧野と一緒にいるためなら女々しいと思われようと一向に構わない。


腕の中の愛しいオンナを再度見る。


夢かもしんねー。


牧野の頬を押してみる。

プニョプニョ柔らけー

唇が少し開いてる。

寝息が聞こえる。


人差し指を少しだけ入れてみた。

眉間にシワを寄せて少しだけ呻いた。

「う~ん…」

何だ!

マジで可愛い。

可愛くてしょうがない。

どう表現すればいいのか。

眉間のシワも発した声のトーンもムニョムニョ動く唇も全部全部が俺のツボ何だろうか。


ぎゅ~。


チュッ、チュッ。

「う~ん、…道明寺…?」

牧野が目を開けた。

まだ、焦点が定まってない。


優しく抱き寄せると、牧野ば恥ずかしそうに俺の胸に顔を埋めて

「何か、恥ずかしいかも…」

頭を爆発させる気なのかコイツは?!!

「あ、あんまり見ないで…。頭が変になりそう…」

変になるのは俺も同じだ。

イヤ、もうなってるかも…。


コイツ、寝ぼけていて素直に可愛いい事を口にしやがる。

また、ウトウトとし始めた。



部屋に掛けられている時計を見る。

6時15分頃か。

西田は8時前には邸に来ると言ってたな。

少し早いがシャワーを浴びて支度すっかな。

今日から東京での本格始動だ。

身体に力がみなぎる。

パワー全開とはこうゆう事を言うんだな。

コイツから、牧野から超パワーを注入された。


もう一度、口づけをする。

牧野が少し微笑む。


耳元で囁く。


"もう少し寝てろ"

"午後に会見がある。終わったら戻るからここにいてくれ"


牧野の髪を撫でる。

牧野はまた少し微笑んで、コクッと頷いた。


あっ、そう言えばニューヨークにいた時に会食で一緒になった女がコイツの事をダチになったとかどうとか。

名前なんつうだっけ。

興味もねーから覚えてねー。顔もだ。

後で聞いておくか。








「司様、おはようございます」

西田はそう言うと綺麗にお辞儀をする。

「あぁ。…少し早いな」

「御支度が整っておりませんとスケジュールが押してしまいますので」

表情ひとつ変えないで淡々と話す。

「問題ないぞ」

「左様でございますね。顔色もニューヨークにいた頃よりずっと健康的でございます」

「だろ?!!」


満面の笑みとはこの事を言うのだろう。

司様のこんなに屈託のない笑顔など滅多に見れるものではない。

新参の使用人等は目を見開いているではないか。


牧野様はまだ、お休みとの事。

かえって好都合というものだ。


タマさんにまた参りますと伝えておいた。


司様のこの機嫌もあともって2時間というとこか。

西田は腕時計をじっと見つめた。










申し訳ありません。これも全ては司様のためとなりますから。

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